2WAYの楽しみ方ができるとして、いま韓国で大人気のダブルバング。ここ最近では日本でもじわじわと広まりつつある人気の前髪のひとつです。
今回は、そんなダブルバングを特集!メリットやデメリットをはじめ、オーダーの仕方、レングス別におすすめの最新スタイルをまとめました。ぜひ次回の前髪オーダーの参考にしてみてくださいね。
韓国でも人気の「ダブルバング」ってどんな前髪?
ダブルバングとは、韓国発祥の2wayバングとも呼ばれる前髪スタイルのこと。
内側に短めの前髪を作り、外側に長めの前髪を重ねることで、前髪ありと前髪なしの両方を楽しめるのが特徴です。
前髪を下ろして可愛らしい印象にしたり、長めの前髪をかぶせて大人っぽい雰囲気にするなど、アレンジの幅は無限大!センターパートや流し前髪、かきあげスタイルなど、その日の気分やシーンに合わせて印象を変えることができるため、日替わりでアレンジを楽しみたい方にもおすすめです◎
ダブルバングが似合う人って?
以下のように前髪があることで顔のバランスが整うタイプの顔型の方には、ダブルバングが似合いやすい傾向にあります。
卵型の顔
前髪を作ってもバランスが崩れにくい顔型タイプの卵型さんは、ダブルバングがよく似合います。前髪なし・ありアレンジのどちらでも自在に楽しめるため、ぜひ気分に合わせて可愛らしいスタイルと大人っぽいスタイルを切り替えてみてください。
おでこが狭い人
おでこが狭めの方は長めの前髪をかぶせることで、おでこを隠しながら縦のラインを強調でき、顔全体のバランスを整えることができます。特に前髪ありアレンジは、表情が柔らかく見えて親しみやすい雰囲気になるのがメリットです。
一方で、以下のような特徴を持つ方は、ダブルバングが似合いづらいとされることもあります。しかし、スタイリングの工夫や美容師さんとの相談で十分に対策が可能です!
丸顔の人
丸顔の方は、前髪を作ると顔の横幅が強調されやすいため、ダブルバングが似合いづらいとされます。しかし、長めの前髪から繋がるようにサイドにかけて流すアレンジを加えることで、顔の縦ラインが強調されてGOOD。センターパートにするなど、顔をシャープに見せるアレンジも効果的です。
面長の人
面長の方は、前髪のパターンによっては顔の縦の長さが強調されることがあり、2wayバングが不向きとされることもあります。しかし、厚めに前髪をカットして額を覆うことで、顔の縦のラインをカバーでき、自然にバランスを取ることができます。美容師さんに相談して、顔の形に合わせたバングの長さやボリュームを提案してもらいましょう。
ダブルバングは、前髪の形を工夫することで、どんな顔型の方でも楽しむことができるスタイルです。
似合う・似合わないにこだわらず、自分に合ったバングスタイルを美容師さんと相談しながら取り入れてみてくださいね!
ダブルバングのメリット&デメリットは?
ダブルバングの最大のメリットは、前髪のスタイリングアレンジが豊富で、日々イメチェンを楽しめる点です。内側に短めの前髪、外側に長めの前髪を持つことで、シチュエーションに応じて前髪をあり・なしに自由に切り替えられます。
センターパートやシースルーバング、流し前髪、かきあげヘアなど、スタイリング方法は多彩。
特に、仕事や学校、プライベートなど、ライフスタイルに合わせて髪型を変えたい人にはぴったりのデザインなんです。
ダブルバングのデメリットは、短めの前髪にクセがつきやすいことです。特にクセ毛の方やおでこが狭い方は、短い前髪が割れやすくなったりすることでスタイリングが難しいと感じる場合があります。
特によくありがちなのが、前髪を作るときに自然なカーブを描くようなクセがついてしまうことがあり、セットに時間がかかることも。
とはいえセット方法やカットの工夫によって、クセがつきにくいバングスタイルに仕上げてもらえることもあるため、遠慮せず美容師さんに相談するのがおすすめです。
レングス別ダブルバングおすすめスタイル
タイトなショートヘアに短めのダブルバングを合わせることで、大人っぽさと可愛らしさを両立したスタイルが完成。ショートヘアのすっきりしたシルエットが顔のラインを強調してくれるため、上品な雰囲気に仕上げたい日にもおすすめです。
特短め前髪のダブルバングは、下ろしてそのまま楽しむのはもちろん、分けても可愛いのが魅力。
全体的に洗練された印象に落ち着いて、程よくトレンド感をキープできます。
ラフに流せるラフさがおしゃれなショートボブによく似合うダブルバング。自然体で無造作なスタイリングが似合うダブルバングは、風になびくような柔らかな質感をキープすることで自然な美しさを演出できます。
特に流し前髪にすることで、ショートボブにリラックス感が加わってカジュアルな印象に。
キメすぎないナチュラルなスタイルが好きな方にぴったりの、好感度抜群のヘアスタイルです。
ダブルバングと合わせたボブは、甘さ控えめでどこか大人っぽい印象に。前髪に柔らかさを持たせつつ、全体的にスッキリとしたシルエットを作ることで、洗練された雰囲気を演出できるのも特徴です。
髪の動きがナチュラルに出るように仕上げられた前髪は、顔まわりに程よい柔らかさをプラスしながら知的で上品な印象を与えてくれます。
大人っぽいスタイルでオフィスなどのフォーマルなシーンにもぴったりなスタイルです。
薄めに作ったダブルバングなら、毛束感を活かして自由にスタイリングを楽しめます。前髪を分けて立体感を出したり、下ろして自然に流したりと、バングを自由自在に変えることで、シンプルなミディアムヘアに表情や変化をつけられるのも嬉しいポイントです。
動きのあるレイヤーと一緒に取り入れれば、よりトレンド感のある軽やかさが生まれてGOOD。
スタイルのバリエーションを幅広く楽しみたい方にもおすすめです◎
ナチュラルにレイヤーを加えたロングヘアにダブルバングを合わせて、グッと大人っぽさを底上げ。レイヤーで軽さを出しつつ2wayバングで前髪のありなしを楽しむことで、ロングヘアが一層動きのあるスタイルに仕上がります。
シーンやファッションに合わせて前髪を流したり自然に下ろすことで、印象を自在にコントロールできるため、アレンジ上手な印象に♩
ロングヘアにたっぷりレイヤーを入れたダブルバングスタイルは、巻いても巻かなくても可愛らしさが際立つ万能スタイルです。レイヤーによる立体感と動きが、髪全体に軽やかさを与えてくれるため、前髪も自然に馴染みます。
前髪を下ろすと可愛らしい印象に、分けると大人っぽい印象に。
レイヤー×ダブルバングの組み合わせなら、日常から特別なシーンまで幅広く対応できること間違いなしですよ。
顔型別ダブルバングのオーダーの仕方
せっかく2wayバングにしても、顔の悩みが強調されてしまったり、全体のバランスが崩れてしまったら残念ですよね。違和感が出ないようにするためには、自分の顔型に合った前髪の調整を、美容師さんに相談することが大切です。
なりたいイメージを伝えたうえで、以下のポイントを参考にオーダーしてみましょう。
1. 丸顔さん
丸顔の方は顔の横幅が強調されやすいため、前髪を狭めに作り、やや長めにカットすることで縦のラインを強調するとバランスが良くなります。顔の幅をカバーしつつ、前髪が短すぎないように調整することで、スッキリとした印象を作り出せます。
なお、アレンジの際はセンターパートや斜めに流すスタイルで縦ラインを引き出すと、顔全体がシャープに見えておすすめです。
2. 面長さん
面長の方は厚めの前髪で横のラインを意識するのがポイントです。ただ、「厚めの前髪だとやぼったい印象になってしまう」なんて方は、程よいシースルーバングにすることで重たくなりすぎず、顔のバランスが整いやすくなります。
前髪を広めに作って顔の縦長感を抑えたスタイルは顔全体を短く見せる効果があるため、自然な印象に仕上がるんです。
3. 逆三角形さん
逆三角形の方は、ハチ周りのボリュームを抑えるとバランスの良い仕上がりが叶います。また、顔まわりに後れ毛を作ることでハチ部分の幅をカバーできるため、トレンドの顔まわりカットなども取り入れてみるのがおすすめです。
さらに、額を覆う前髪は軽めにしてサイドの髪をふんわりと流すと、フェイスラインを柔らかく見せる効果もあります。そのほかシャープな顎のラインを和らげるために、顔まわりの毛を少し長めにするのもGOOD◎
4. ベース型さん
ベース型の方は、顎部分を柔らかく見せることではつらつとした印象を和らげることができます。
斜めにカットした前髪や顔まわりの後れ毛を取り入れて、フェイスラインに丸みをもたせることで、女性らしさがグッと際立ちますよ。また、斜めラインの前髪を作ることで顔全体の印象がシャープになりすぎず、より柔らかさがUP!
ダブルバングで幅広いスタイルを楽しもう
幅広い楽しみ方ができる上に、大人な表情も演出できるダブルバング。どんなレングスにも似合う万能スタイルなので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
自分の顔型や印象に寄り添ったカットができると、もっとナチュラルな垢抜けが叶いますよ。