柔らかな透け感で幅広い年代を虜にするミルクティーベージュ。ここ最近は、もはや定番の人気カラーになりましたよね。
今回は、そんなミルクティーベージュのブリーチなしスタイルを特集!トーン別による色味の違いをはじめ、暗めミルクティーベージュを取り入れた最新ヘアをまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ミルクティーベージュってどんな色?
ブリーチなしのミルクティーベージュは、やや暗めのトーンでありながら、自然な透明感とツヤ感を楽しめる髪色です。
柔らかくこなれた雰囲気を演出できるのはもちろん、赤みや彩度を抑えたまろやかなツヤ髪になれるのが人気の秘密。
幅広い世代から人気を集めており、ここ数年はベージュ系ヘアカラーの定番色として定着しています。
ブリーチなしでミルクティーベージュにできる?
結論からいうと、ブリーチなしでもミルクティーベージュに染めることは十分可能です。1回のみのカラーでパッとした明るさを出すのは難しいですが、何度か色を重ねることでブリーチした毛に近いような色味を出すことができますよ。
また、ミルクティーベージュは暗めトーンでも十分可愛いので、ぜひそちらも合わせて楽しんでみてください。暗髪だからこそのまろやかさや柔らかなツヤ感は、いつものスタイルを上品に格上げしてくれます♩
ミルクティーベージュの色落ち・色もち事情
ミルクティーベージュの色持ちはどのくらい?
ブリーチなしでミルクティーベージュに染めた場合、色の持ちは一般的に2〜3週間程度です。ブリーチを使用しないため色素の定着がやや弱いですが、そのぶん比較的ゆっくりと色落ちしていきます。
派手になりすぎず、落ち着いた印象を保てるのがブリーチなしのメリットです。特に、学校や職場で目立ちすぎたくない方には、色落ちしても自然な雰囲気が続くミルクティーベージュはとても扱いやすいですよ。
色落ちした後の色味の変化は?
ミルクティーベージュは色落ちすると元の髪色に徐々に近づき、やや柔らかい質感が残るのが特徴です。色が抜けた後も、元のベースが暗い場合は落ち着いたベージュやブラウンに、明るい場合は黄みがかったブラウンに変化します。
また、ミルクティーベージュ特有の透明感が失われにくく、ナチュラルな美しさを保てるのも魅力です。カラーが落ちても違和感なく馴染むため、派手すぎない髪色が好みの方やカジュアルな印象をキープしたい方にもぴったりですよ。
色落ちを防ぐためのケア方法はを知りたい!
ミルクティーベージュの色持ちを良くするためには、日常的なヘアケアが重要です。まず、カラーリング後24時間以内はシャンプーを避け、カラーを髪に定着させましょう。髪がベタつく場合にも、お湯で軽く流す程度に留めるのがポイントです。
また、黄ばみを防ぐために紫シャンプーやカラーシャンプーを定期的に使用することで、色落ちを比較的ゆっくりにすることができます。さらに、日々のドライヤーやアイロンの熱から髪を守れるよう、ヒートプロテクトスプレーなどもケアに取り入れてあげましょう。
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続いて、トーン別に色味の違いを見てみましょう!
基本的にぱっと見でミルクティーベージュだとわかるのは10トーン以上とされていますが、それ以外のトーンでも自然光に触れるととてもきれいな色味を楽しめますよ。
7トーン:しっかり軽やかな暗髪
比較的地毛に近い7トーンは、暗めなのに重さを感じさせないのが特徴です。その秘密は、光に触れるとしっかりツヤや透明感が生まれるため。ロングヘアで全体が重たく見えてしまう方はもちろん、明るいけれどしっかりダメージレスに見せたい人にもおすすめのトーンです。
8トーン:良いとこ取りを叶えた色味
8トーンのミルクティーベージュなら、手で触れたくなるようなツヤっぽい髪質を演出することができます。さらに暗すぎず明るすぎずなバランスの良い色味で、どんなヘアスタイルとも相性抜群ですよ。
9トーン:柔らかな明るめカラー
しっかり明るめな9トーンのミルクティーベージュ。とはいえとてもまろやかで嫌味のない明るさなので、優しい雰囲気をしっかり残すことができます。「ブリーチはできないけど、華やかなカラーに染めてみたい」という人は、ぜひ9トーンを目安に染めてみてください◎
10〜12トーン:しっかり柔らかで透明感のあるベージュ
10〜12トーンのミルクティーベージュは、しっかりとした明るさと透明感を兼ね備えた、ふんわりと柔らかな仕上がりが特徴です。ブリーチをせずとも、このトーンであれば髪に自然なツヤが生まれて明るめのカラーでも柔らかくこなれた印象に。
状態にもよりますが、一度カラーをしたことがある髪なら、一度のカラーでこのくらいの明るさを出すことも可能です。
ミルクティーベージュで作るトレンドスタイル集
さらっとシンプルに仕上げたストレートヘアは、こっくりとしたミルクティーベージュが最も映えるスタイルです。シンプルなシルエットだからこそ、髪色そのものの透明感やツヤ感を最大限に引き出せます。
ミルクティーベージュ特有の柔らかさが髪にナチュラルな光沢を与え、軽やかで優しい印象を纏わせてくれるのも魅力。さらっとしたスタイリングでナチュラルに仕上げつつも、しっかりとした色味が全体を引き締めて、こなれ感をプラスしてくれます。
顔まわりや毛先にたっぷりとレイヤーを入れたスタイルなら、ミルクティーベージュの透け感を最大限に引き出すことができます。特にくしゃっとしたラフなパーマとあわせれば、ミルクティーベージュと合わせることでより柔らかくエアリーに仕上がりに。
ふんわりとしたパーマとミルクティーの組み合わせは、軽やかさと優しい雰囲気を演出でき、自然体なスタイリングが好みの方にぴったり。ラフでありながらも洗練された印象を与えるのが魅力です。
ストレートヘアは、ミルクティーベージュのツヤ感を最大限に楽しめるスタイルです。滑らかに整えられた髪の表面が光を反射し、まるでガラスのような輝きを放ちます。そこにハイライトを忍ばせればより透明感が引き立つのはもちろん、髪に奥行きも生まれて◎
スタイリングの際は毛先と前髪を中心に軽めのヘアオイルをつけてあげると、より清楚な質感に仕上がります。
アクセントが欲しい時は顔まわりカットをプラスするのがおすすめです。
切りっぱなしボブの洗練された雰囲気をまろやかに中和してくれるミルクティーベージュ。ストンと落ちて顔にかかる髪が華やかだと、表情も自然と明るく見えて良いですよね。お洒落な軽い前下がりシルエットも素敵なワンポイントに。
切りっぱなしボブをはじめとしたクールでモダンな雰囲気のヘアスタイルは、どちらかというと「挑戦しづらい」といったイメージをもたれがち。しかしミルクティーベージュなどの優しげな色味を合わせれば、そんな雰囲気もガラッと変えられるのが魅力です。
まろやかなミルクティーベージュとウェーブヘアの組み合わせは、女性らしさを最大限に引き出せるスタイルです。ウェーブによる髪の柔らかな動きが、ミルクティーベージュの優しいトーンと相まって、全体に軽さと華やかさを与えてくれます。
特に顔まわりに流れるウェーブがフェミニンでエレガントな印象を作り出し、カジュアルなシーンにも特別なシーンでも対応可能。髪色と質感が十分素敵なため、ちょっとしたアレンジでも上品な仕上がりが叶います。
ミルクティーベージュにミントカラーをさりげなく忍ばせることで、涼しげで爽やかなスタイルに仕上げるのもおすすめ。透明感のあるミルクティーに、ほんのり淡いミントグリーンが加わることで、軽やかさが増し、髪全体にリフレッシュ感をプラスできるんです。
特に夏の季節や明るい日差しの中では、この組み合わせが髪に爽やかな風を感じさせ、トレンド感をアップさせてくれます。一方秋冬はカーキやオリーブみを強くしてもGOOD。
ベージュを強めに入れたミルクティーヘアは、カジュアルな雰囲気を引き立ててくれるスタイルです。しっかりとしたベージュの色味が髪全体に奥行きを与え、ナチュラルでありながらもこなれ感を演出してくれます。
特に、ミディアムからロングのヘアスタイルに取り入れると、髪に動きが出てリラックスした印象に。カジュアルなファッションとも相性抜群で、ラフなスタイリングにもまとまりのある上品さをプラスできますよ。
ミルクティーベージュで暗髪でも柔らかヘア
ブリーチなしのミルクティーベージュは、暗髪の中でも抜群の柔らかさを持った魅惑の色味。
さりげない垢抜けを叶えたい人はもちろん、髪をなかなか明るめカラーにできない人はぜひミルクティーベージュをチョイスしてみてください。ブリーチなしでも透明感たっぷりのため、十分魅力的な仕上がりが叶いますよ。