リタッチといえば、髪を染めた後にやってくる最大のお悩みです。特にブリーチをした後は、どのくらいの頻度で行くべき?そもそもセルフでできる?など、さまざまな疑問が浮かびますよね。
さて今回は、そんなリタッチの頻度やセルフで行う際の注意点について徹底解説!併せてリタッチ初心者さんが気になる疑問をまるっとまとめました。
そもそもリタッチとは?
人によって個人差があるものの、髪の毛は1ヶ月におよそ1〜1.5センチほど伸びると言われています。そのため髪を染めてからしばらく経過すると、根本のみが黒い’’プリン状態’’に。
もちろんそれがおしゃれに見える場合もありますが、染めた部分と本来の髪色との境目がはっきりしてしまうと、なんだかどっちつかずな髪色になってしまいますよね。
そんな状態を解決してくれるのが、リタッチカラーです。
伸びかけた髪をピンポイントで染めることで、プリン状態を脱することができ、均一な髪色を再度楽しむことができます。
ブリーチリタッチの最適な頻度は?
では、ブリーチをしたら、どれくらいの頻度でリタッチをするのがベストなのでしょうか?
こちらから確認していきましょう!
リタッチは1.5〜2ヶ月後はベスト
結論からいうと、1.5〜2ヶ月が最適です。先ほどの解説から計算すると、だいたい2〜3センチ程度の長さが伸びたら、美容院を予約すると良いでしょう。サロンによってはリタッチメニューがあるところも多いので、そちらでオーダーしてくださいね◎
早すぎるリタッチには要注意
逆にこれ以上早い段階で再度髪を染めるとなると、頭皮や髪に負担がかかってしまうのでおすすめはできません。カラーを長く楽しみたいなら、しっかり頭皮と髪にお休み期間を設けましょう。
リタッチの期間が空いてしまっても大丈夫
一方リタッチができず長めの期間が空いてしまう場合は、むしろ地毛とのコントラストを楽しんだり、あえて違うカラーを重ねて明暗をつけてみるのもひとつの手。
海外でも人気なオンブレというデザインは、唯一無二のカラーリングで存在感も抜群ですよ♩
セルフブリーチリタッチについて
市販品を使えば、セルフでもブリーチ毛をリタッチすることは十分可能です。
しかし、染めた部分と同じ色にするにはかなりの技術が必要になります。
ムラになってしまったりきれいに染まらなかったり…満足のいく仕上がりにならないケースも多いでしょう。「それでもセルフで挑戦してみたい!」という場合は、以下の3点を抑えて行ってみてください。
- ブロッキングをしっかり行う
- 頭頂部→顔周り→それ以外の順で薬剤を塗布していく
- 塗りっぱなしにせず、コームでしっかり薬剤を馴染ませる
ちなみに、泡タイプのカラー剤ではブリーチ毛をリタッチすることはできません。必ずクリームタイプを選んでくださいね◎
ブリーチリタッチの気になるQ&Aまとめ
では最後に、ブリーチリタッチに関する気になるギモンを解消しておきましょう!
Q.色落ち後もリタッチできる?
リタッチカラーは、現状の毛先の色味に合わせて行います。そのため、色落ちした後の髪にもしっかり馴染んでくれますよ。むしろハイトーン同士であれば多少の差異は気にならないので、色落ちの過程でもリタッチすることが可能です◎
Q.リタッチにかかる値段はどれくらい?
リタッチにかかる価格相場は、平均およそ5,000円〜6,000円ほど。基本的にはフルカラーよりも比較的安く済ませることができます。
ただ、美容院によっては’’Oセンチまでがリタッチ’’と決めている場合もあるため、気になることは事前に確認しておくと安心です。
Q.リタッチカラーの施術時間はどれくらい?
カラー剤を馴染ませる時間はいつも通りかかってしまいますが、染める範囲が狭い分、リタッチカラーは通常のカラーよりも短時間で完了します。
2センチ〜3センチくらいの長さであれば、およそ1時間半ほどを目安にしておくと良いでしょう。
リタッチできれいな髪色を長く楽しもう
プリンになりかけの状態も、リタッチをすれば再度きれいな髪色に。
フルカラーよりもお財布にも優しいので、ぜひサロンでプロにお願いしてくださいね。ブリーチをしたら、リタッチのことを見越して事前にサロンを予約しておくのもおすすめです♩
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