- 「2年生になると授業内容は変わるの?」
- 「就職活動ってどう進めていくの?」
これから美容学生になる方の中で、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、入学してからの学校生活の流れを2年生編として1年間の学校生活について詳しく解説していきます。
筆者の体験談も含めて解説していきますが、授業内容や学校行事については通う学校によって異なるので参考程度に見てくださいね。
多彩な技術を任意で学べる
国家試験科目とは別に、専門技術の講習を希望する者のみが放課後に任意で受けることができます。授業で習う内容よりもさらに応用編のカラーやカットの知識などを、外部講師や学校の先生が講習して下さいます。
放課後に行うのでアルバイトや友達と遊ぶ時間は減りますが、自分が好きな専門技術についてとことん極めることができます。
また、ハイレベルな資格取得にもチャレンジする機会があり、ネイリストやエステシャン・パーソナルカラーの検定を受ける事ができ合格すると資格が貰えます。
体育祭や修学旅行などの学校行事もある
美容専門学校にも、中学校や高校の頃と同じようにさまざまな学校行事があります。クラスメイトと親睦を深めるための遠足や、1年生と合同で行われる体育祭などがあります。
2年生の春頃には修学旅行があり、国家試験のことを忘れて思いっきり楽しみ、友達や先生と思い出を作れる機会がありました。
美容専門学校を卒業すると、長い学生生活に終止符を打つことになります。社会人として働き出すと、学生生活とは違った生活リズムになり、忙しく大変な事も増えます。
そのため、学生の間は全力で学び全力で遊びも楽しんでおく事をおすすめします。
国家試験に向けての校内検定が増える
2年生になると、1年生の頃に比べてコンテストが減り、国家試験科目の検定が定期的に行われます。
検定の結果が不合格だった場合は補習があり、技術ができるようになるまで教えてくれます。
そのため、不安要素が無くなるまで何回もレッスンを重ねるので、安心して国家試験に挑むことができます。
また、秋頃には校内の卒業検定があります。国家試験の合格基準と同じような判定が入り、厳しくチェックされるので検定に合格できると自信にも繋がります。
2年生の就職活動の進め方は?
ここでは、2年生の就職活動の進め方や始める時期などを解説していきます。
就職活動を始める時期
美容学生の就職活動を始める時期は、就職先の地域にもよりますが2年生の春頃から本格的に始めます。
しかし、2年生になると一気に国家試験へ向けた気持ちや授業内容に切り替わり忙しい毎日になるので、1年生の間に徐々に始めておく事をおすすめします。
なぜ就職活動を始めるのが早ければ早いほうが良いかと言うと、第一希望の美容室に合格できなければ、また1からサロン見学や説明会を受けることになるので就職活動の期間が長引いていきます。
そのため、国家試験の日程が迫ってきて就活と毎日のレッスンを並行して行う事になれば、スケジュールを確保するのと精神を保つのが厳しくなるのです。
就職活動の進め方
主な就職活動の進め方は、各サロンの人事部が直接学校に来て就職説明会が行われるので、参加して気になるサロンの話を聞きます。
会社が求める人物像や、自分が求めている待遇やカリキュラムがあるのかどうかなどの話を詳しく聞くことができます。
そして、行きたいサロンが決まれば面接の申し込みを行い、履歴書を準備して面接を受けます。
国家試験のスケジュールの流れは?
美容師の国家試験は、春期と秋期の年に2回行われますが普通科に通っている生徒は、卒業する直前の春期に受験します。
おおよそ2月頃に実技試験を受けて、3月頃に筆記試験を受ける流れです。
そのため、卒業式が3月前半にあり筆記試験の合格発表が卒業後に行われるスケジュールなので、ドキドキしながら過ごしていた記憶が残っています。
万が一、筆記と実技のどちらかが不合格となった場合は、合格した科目は免除されて不合格となった科目だけを秋期に受けることができます。
まとめ
本記事では、入学してから就職までの学校生活の流れを2年生編として解説しました。
2年生に上がると、国家試験ムードになって授業内容や教室の雰囲気もがらっと変わります。
国家試験を自信を持って受験できるように、残り1年間の学生生活も楽しみつつ日々のレッスンに励みましょう。
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