少しでもパーマを長持ちさせる事ができたら、かける頻度も少なくなり頭皮や髪の毛に与えるダメージも軽減されますよね。
今回の記事では、パーマの種類やパーマをかける理想の頻度、乾かし方、パーマを長持ちさせる方法を詳しく解説していきます。あわせて、パーマにおすすめのヘアケアアイテムもピックアップしました。
まずはパーマの種類による違いをチェック!
ではまず、サロンの施術で主に取り入れられているパーマの種類とそれぞれの特徴について詳しくみていきましょう。今回はデジタルパーマ、コールドパーマ、エアウェーブパーマの3つをピックアップしました。
デジタルパーマは、温熱を利用してカールを形成するパーマです。専用の機械を使って髪を巻き熱を加えることで、しっかりとしたカールを作り出します。カールの形状が比較的固定されやすく、ふんわりとした仕上がりが特徴です。
また、コテで巻いたような自然なウェーブが作れるため、スタイリングがしやすいのも魅力のひとつです。
コールドパーマは薬剤を使用して髪の内部構造を変化させるパーマです。加熱を必要とせず、常温でパーマ液を浸透させてカールを形成します。
しっとりとした質感のカールが特徴で、自然なウェーブを作れるのが魅力です。
エアウェーブパーマは、気圧を利用してカールを形成する新しいタイプのパーマです。髪をロッドに巻きつけた状態で気圧をコントロールし、パーマ液を浸透させて柔らかく弾力のあるカールを作ります。
髪へのダメージを最小限に抑えられるため、ここ最近人気のスパイラルパーマをエアウェーブで取り入れるサロンも。
パーマをかける頻度の目安
パーマをかける頻度は、髪の状態やパーマの種類によって異なりますが、一般的な目安としては約3〜6ヶ月ごとが適しています。その上で、パーマの種類別については参考までに下記をご覧ください。
- デジタルパーマ:約4〜6ヶ月に一度
- コールドパーマ:約3〜4ヶ月に一度
- エアウェーブパーマ:約3〜4ヶ月に一度
ダメージが少ない健康な髪はパーマの持ちが良いですが、ダメージが大きい髪は持ちが短くなる傾向があります。そのため、パーマをかける前には髪の状態をしっかりとスタイリストさんに確認してもらうのが大切。
必要に応じてメニューの変更や相談もしてみると安心です。
パーマを長持ちさせるためのポイント3つ
パーマを長持ちさせるためには、正しい乾かし方が非常に重要です。こちらから基本となる乾かし方を抑えておきましょう。
髪を洗ったら、まずはタオルでしっかりと水分を取り除きます。この時、髪をゴシゴシとこすらずに、優しく押さえるようにして水分を吸収させることが大切です。
ゴシゴシこすると髪が絡まり、パーマが乱れてしまう原因になってしまいます。
パーマヘアは完全に乾燥させるのではなく、実は少し湿り気を残すのがポイント!髪全体が約80%程度乾いたところで乾かしを終えると、パーマのカールをきれいに保てます。
また、湿り気が残ることで髪の乾燥を防ぐことができ、パーマの持ちも良くなります。
ドライヤーの温度は中温か低温を選びましょう。高温で乾かすと髪が傷みやすく、パーマのカールも崩れやすくなります。また、ドライヤーを髪に近づけすぎず、適度な距離を保ちながら風を当てていくのも大切です。
根元から毛先に向かって風を当てることで、髪のボリュームを抑えながら、カールを自然に整えることができますよ。
パーマの乾かし方の手順
パーマを長持ちさせるための乾かし方の手順は以下の通りです。
- シャンプー後、タオルで髪の水分を優しく押さえて吸収させます。
●髪をゴシゴシこすらず、押さえながら水分を取るようにしましょう。 - ドライヤーを中温または低温に設定し、髪の根元からドライヤーを当てて乾かし始めます。
●ドライヤーを20cm程度離し、風を根元に向けて当てるのがポイント。 - 根本を含め髪全体が約80%程度乾いたら、毛先を乾かし始めます。
●手ぐしを使ってカールを整えながら、風を当てると綺麗な仕上がりに。 - 全体が乾いたら、再度根元から毛先までドライヤーを当てて仕上げます。
●最後に冷風を当てることで、髪のキューティクルが引き締まり、カールを固定できます。
パーマを長持ちさせる!シャンプーとコンディショナーの選び方
では続いて、パーマを長持ちさせるための日常ケアのポイントを解説していきます。アイテム選びのコツを知って、毎日のケアをアップデートしてみましょう!
パーマをかけると髪が乾燥しやすくなるため、保湿成分が豊富なシャンプーを選びましょう。特にクセがなく重さの少ないヒアルロン酸、アロエベラ、グリセリンなどの保湿成分が含まれているものがおすすめです。
そのほか、ケラチン、アミノ酸、シルクプロテインなどの成分が配合されているシャンプーには、髪の強度を高め、パーマの持ちを良くする効果を期待できます。
ノンシリコンシャンプーは、髪に余分な負担をかけず、自然なカールを保つのに適しています。
ただし、髪の状態によってはシリコン入りのシャンプーが適している場合もあるため、パサつきやダメージがひどい場合にはしっとりとしたシリコン入りがおすすめです。
基本的にはシャンプーと同様に保湿力が高く、プロテイン、アミノ酸、セラミドなどのダメージを補修する成分が含まれているコンディショナーを選ぶと良いでしょう。
特に、シアバター、アルガンオイル、ホホバオイルなどのオイル成分が配合されているものは髪に潤いを与え、しっとりとした質感に整えてくれますよ。
重い仕上がりのコンディショナーだと、髪質によってはカールを潰してしまう可能性も。中でもトップがぺたんこになりがちな方は、軽い仕上がりで髪にボリュームを持たせる効果のあるものを選ぶと安心です。
パーマヘアのケアにおすすめのアイテムを厳選
ダメージヘアや弱った髪を強化するために設計された優れたヘアケアアイテムです。髪の繊維を内部から補修し、外部からも保護することで、パーマヘアの持ちを良くします。
主要成分にはプロケラチンとセラムイドが含まれており、これらが髪の強度を高めると同時にしなやかさUPにも貢献。使用後は、髪が柔らかく、扱いやすくなると同時に、健康的なツヤが蘇りますよ。
深刻なダメージヘアに特化したシャンプーとトリートメントのセットです。シャンプーにはモロッコ産アルガンオイルとケラチンが配合されており、髪の内部からダメージを補修します。
ダメージを防ぐだけでなく、髪の内部まで栄養を届け、健やかな髪を保つ効果があります。特にパーマやカラーリングでダメージを受けた髪には最適で、使い続けることで髪の強度と弾力UPを目指すことができます。
21種類の天然植物エキスを贅沢に配合した、髪と頭皮を健やかに保つシャンプーです。髪に必要な栄養を補給し、ダメージを受けた髪を内側から修復する効果を期待できます。
頭皮環境を整える効果もあるため、髪に自然なツヤと柔らかさが欲しい人にもGOOD。植物由来の成分が髪を優しく洗浄してくれるため、使い心地も穏やかで優しいのが嬉しいポイントです。
パーマヘアのスタイリングに人気のアイテムを厳選
天然由来成分で作られたヘアバームで、パーマヘアのスタイリングに最適なアイテムです。手のひらで温めてオイル状にしてから使用することで、髪に自然なツヤと柔らかな質感をプラスできます。
マンダリンオレンジ&ベルガモットの柑橘系の香りで、スタイリング中もリフレッシュできるのが人気の秘密です。また、ベタつかず軽やかな付け心地のため、髪に潤いを与えながらも自然な動きをキープした仕上がりに。
保湿成分が豊富なバームタイプのスタイリング剤です。オーガニック成分を使用しており、優しい成分が髪を乾燥から守ってくれるため、パーマによるダメージを受けた髪にも適しています。
また、ナチュラルなスタイリングができるので、自然な仕上がりを求める方におすすめです。軽やかなニュアンスヘアやウェット感のあるスタイルが好みの方に◎
パーマヘアのスタイリングに最適な高いセット力を持つワックスです。ベタつかない軽やかな使用感にも関わらず、狙い通りのスタイルをカチッとキープでき、1日中きれいなカールやウェーブを保てます。
使い方も簡単で、少量を手に取って髪に均一に馴染ませるだけで、素早くスタイリングが完了!細かな毛束もしっかりとキープできるため、ここぞという時にあると嬉しい優秀なアイテムです。
乾かし方でパーマを長持ちさせよう!
パーマを長持ちさせるには、正しい乾かし方やケアが大事になってきます。「パーマをかけてもすぐに落ちてしまう」「毛先のパサつきが気になる」なんて方は、ぜひ本記事の方法を参考に日々のケア方法を更新してみてください。
正しいケア方法やアイテムの使い方ができていると、きっといつも以上にきれいなパーマを長く楽しめますよ。