- ラベンダーブラウンってどんな人が似合うの?
- ブリーチしなくてもできる髪色?
数ある髪色の中から自分に似合う色を見つけるのは難しいですよね。
今回は、ラベンダーブラウンカラーについて現役美容師の筆者が解説していきます。トーン別の色見本や、パーソナルカラー別に似合う色も併せて紹介しています。
この記事を読むことで、ラベンダーブラウンカラーの魅力を理解できて、自分はどの明るさや色配合だったら似合うのかが分かるので、カラーで失敗するリスクを減らせますよ。
ラベンダーブラウンとは?
ラベンダーブラウンとは、薄紫色のラベンダーカラーにブラウンを足した髪色のことを指します。
ブラウンが入っているのでナチュラルで自然な髪色に仕上がります。雰囲気をガラッと変えるのではなく、少しの変化が欲しい方におすすめなカラーです。
これから寒い季節になると髪色を暗くされる方が増えてきますが、暗髪にしてもラベンダーカラーの効果で透明感がでて、お肌のくすみを感じさせないツヤやかな印象になります。
今人気を集めている髪色で、ブリーチはできないけれど雰囲気を少し変えてみたい方や、暗くしないといけないけれど重たい印象になりたくない方におすすめです。
ブリーチなしでもラベンダーブラウンにできる?
ブリーチをしていなくても、ラベンダーブラウンにすることは可能です。しかし、染める前の髪色が暗いと上からラベンダーカラーをのせても色味が分かりにくいので、アンダーレベルが8トーン以上の状態で染めることをおすすめします。
今の髪色が8レベル以下のトーンの人は、ダブルカラーで明るめのベースを作ってからラベンダーブラウンで染めると、発色が良くきれいに色が入ります。
ブリーチなしで暗めのラベンダーブラウンにする場合も、メラニンが削られている明るめの髪に染めると重たさを感じさせない軽やかな透明感ある暗髪にできます。
暗めのラベンダーブラウン
暗めのラベンダーブラウンは、トーンが低くても透明感たっぷりで抜け感のある軽やかな印象に仕上がります。
明るく褪色した髪を暗くするときは、次のカラーに影響しないように、寒色系のラベンダーブラウンでトーンダウンすることをおすすめします。
暖色系で染めると次に寒色系のカラーにしたいと思っても、染料が髪に残留していたらカラーチェンジがしにくいのです。
寒色系のラベンダーカラーで暗髪にすると、色落ち後は、黄味や赤みが少ないまろやかな色味になるので、次にしたい色が入りやすくなります。
染めたては少し暗めで落ち着いた印象に。ラベンダーと暖色系のブラウンを混ぜて、こっくりした温かみのあるカラーで秋冬にぴったりですね。
暖色系のラベンダーブラウンは、もともと髪の毛にある赤みが強いメラニン色素との相性が良く、ブリーチなしでもラベンダーが綺麗に発色します。
アウトバスの中でもツヤがでやすいオイルを毛先に付けて巻くと、パサつきを感じさせない大人っぽい艶髪の完成です。
ブラウンを多めに配合して、落ち着いた印象に仕上がる暖色系ラベンダーカラー。理想の仕上がりにあわせて、ブラウンとラベンダーの配合を調整することで、何通りもの色が作れます。
トーンを暗くする場合は、色持ち重視でブラウンを多めにして微量のラベンダーを足すと、室内では暗めのブラウンに見えますが、自然光に当たるとほんのりラベンダーを感じられます。
明るめのラベンダーブラウン
ブリーチなしで明るめのラベンダーブラウンを綺麗に表現するには、髪内部にあるメラニン色素の赤みを削っておく必要があります。
8トーン以上の薬剤を使って繰り返し染めていくと、ブリーチをしなくても次第に髪色が明るくなります。
明るくなった10トーン以上の髪を淡いラベンダーと少しのブラウンで染めると、可愛さ満点のフェミニンな雰囲気に仕上がります。
ブリーチありのラベンダーブラウンは、オレンジや赤みを感じさせない透明感たっぷりの髪色に。髪に透明感をもたらして、華やかで上品な雰囲気になりたい方におすすめです。
ブリーチでメラニン色素をしっかり削っているので、色落ち後もまろやかなベージュ系に抜けていきます。染めたてはラベンダーブラウンで、色落ち後はベージュカラーで、可愛い髪色を2度楽しめますね。
ブリーチなしのダブルカラーで、ラベンダーブラウンの色味がそのまま鮮やかに発色して華やかな印象に仕上がります。
自然光に当たるとラベンダーの色が強めに感じられて、透け感とツヤ髪で色っぽく大人な雰囲気になりたい方におすすめです。
ロングヘアだとアイロンで巻いてカールを付けると、より女性らしさがアップして一気に垢抜けた印象になれますよ。
また、パサつきが気になる毛先も暖色系のラベンダーで染めることでツヤツヤに仕上がり、髪を綺麗に魅せることができます。
ラベンダーブラウンはどのような人に似合うの?
ラベンダーブラウンは、薬剤の配合次第でパーソナルカラーのブルべさんとイエベさん、どちらにも似合う万能なカラーです。
ラベンダーは青みがかった薄紫色なので、寒色系のブラウンとミックスすればもともと透明感がでやすいブルべさんのお肌と相性が良いです。
イエベさんは、暖色系のブラウンとミックスすると髪にツヤがでて、いきいきとした血色感のあるお肌に見えます。
パーソナルカラーにあわせてブラウンの色や量を調整すれば、自分にぴったりのラベンダーブラウンを作れるので、担当の美容師さんに相談してみましょう。
また、ラベンダーブラウンは、色落ちしてもきれいな髪色をキープできます。ブリーチありだと、黄色味を感じさせないマイルドなベージュ系に、ブリーチなしだと自然なブラウン系に抜けていきます。
紫と黄色は反対色の関係です。よって、ラベンダーカラーには、髪の黄色味を打ち消す効果があります。どんなカラーで染めても黄色味が強い髪色に褪色してしまう方におすすめな髪色です。
ラベンダーカラーをできるだけ長い期間キープさせたい方は、ご自宅で紫シャンプーを取り入れることで黄ばみがでるのを防ぐことが可能です。
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本記事では、ラベンダーブラウンについて解説しました。ブリーチなしでも作れる髪色なので、髪の毛のダメージを気にしている人や、職場や学校で明るさの規定がある人でも挑戦しやすいですよ。
肌の色や瞳の色などからパーソナルカラーが分かるので、自分に似合うラベンダーブラウンカラーを見つけてみてくださいね。
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