カラークリームとは?おすすめの商品を現役美容師が紹介!

美容師の方の中でこのようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

カラークリームは、主にブリーチ後のオンカラーや、アルカリカラーで明るく染めた髪に使います。

そこで今回は、カラークリームについて現役美容師の筆者が徹底解説していきます。おすすめなカラークリーム特集も紹介しているので、併せてご覧ください。

カラークリームとは?

カラークリームとは、髪の表面付近に染料を浸透させて色を付ける一時着色料の1種です。髪を明るくする力はないので、主にブリーチ後のオンカラーや、デザインカラーのポイントで使用することが多いです。

従来のヘアカラーでは、表現しにくい鮮やかなビビッドカラーを作れるのも、カラークリームの魅力の1つです。


カラークリームは、主に乾いた髪に塗布します。液だれする心配がなく、狙ったポイントに塗布しやすいのが特徴です。1剤と2剤を混ぜ合わせる必要がないので、余ったクリームを次回に持ち越しできる点も嬉しいですね。

また、パーマやブリーチで傷んだ髪には、色が濃く入る特性があるので注意が必要です。カラーの色持ちは約2〜3週間で、シャンプーをするたびに徐々に色が薄くなっていきます。

髪が濡れている状態だと、染料が衣服やタオルに付くリスクが高まるので、しっかりドライヤーで乾かしましょう。

おすすめなカラークリーム6選を紹介!

ここでは、おすすめなカラークリーム6選を紹介していきます。

カラーミューズ カラークリーム

資生堂プロフェッショナル COLOR MUSE

  • アジア人の髪のために開発された新しいカラーシステムを採用
  • 10色の厳選したカラーラインナップでどんな髪色にも対応可能
  • ブリーチ後に鮮やかな色味を表現したい方におすすめ

資生堂「カラーミューズ」は、10色あるカラーバリエーションの中から組み合わせ次第で、無限の色彩を表現することができるカラークリームです。

ビビッドで鮮やかな色から、ベーシックでナチュラルな色まで、幅広い髪色を表現することが可能です。

専用アイテム「カラーリムーバー」の使用で、自由自在に気分に合わせたカラーチェンジをサポートします。

また、アジア人の赤みが強い髪にも狙い通りの色を表現できるように、クール系の色には、アンチレッドメラニン染料を配合しています。赤みを打ち消して、透明感ある仕上がりを叶えます。

カラーサイコ

ALES COSMETIS OSMO COLOR PSYCHO

  • 高発色で色落ち過程がキレイ
  • 13色の豊富なカラーバリエーション
  • 原色カラーにしたい方におすすめ

ALES「osmo Color Psycho」は、プロフェッショナルブランドOSMO社が展開するカラークリームです。濃厚なクリームが髪に密着し、色鮮やかに染め上げます。

単品でカラーをすると色味が濃いので、同シリーズの「カラーテイマー」で薄めることでお好みの色味の濃さになるように調節できます。薄め液を混ぜることで、1色でグラデーションカラーを作る事もできます。

また、13色の中からお好みの色味を混ぜ合わせてオリジナルカラーを創り出すことも可能です。ブリーチ後に、高発色でビビッドな原色を表現したいときにおすすめです。

マニックパニック プロフェッショナル

MANIC PANIC

  • 高彩度・高発色を叶えられる
  • 形状がゲルタイプで薬剤の浸透力アップ
  • 湿った髪に塗布することでコスパ良く使える

マニックパニック「マニックパニック プロフェッショナル」は、海外で絶大な支持を集めている大人気ブランドマニックパニックの、サロン専用カラーです。

形状がゲルタイプなので、塗布ムラになりにくく、扱いやすい特徴があります。

カラーバリエーションは全8色です。絵の具のように混ぜ合わせることで、オリジナルカラーを無限に作り出すことが可能です。

ノーダメージで染めることができ、指通りも良く、質感もしっとりツヤやかに仕上がります。

クロマ IDカラーマスク

Schwarzkopf Chroma ID

  • 全14色の豊富なカラーバリエーション
  • シャンプー台でトナーとして使える
  • ハリとコシを求める方におすすめ

シュワルツコフ「クロマ IDカラーマスク」は、ファイバーボンドテクノロジー搭載で、カラーをしながらハリとコシのある髪へと導きます。

高彩度のビビッドカラーから、繊細なニュアンスカラーまで、オリジナルな調合で何通りものカラーを作る事が可能です。

ブリーチ後、シャンプー台で色を入れる事も可能で、塗布時間がカットされて時短になります。また、ポンプ式のボトルなので片手でプッシュできて、手に取り出しやすいのも特徴です。

エンシェールズ カラートリートメントバター

ALES COSMETICS Ancels

  • 全26色の豊富なカラーバリエーション
  • 残留しにくいのでカラーチェンジがしやすい
  • 成分の90%がトリートメントでできている

ALES「エンシェールズ カラートリートメントバター」は、全26色のカラーを絵の具のように混ぜたり薄めたりすることで、色味や彩度・明るさに変化を付けることができます。

ベースが18トーン以上の髪に使用すると、基本的にはクリームの見た目通りの色になります。

しかし、残留色素が残っている場合や、18トーン以下のアンダーの場合は、見た目通りの発色にはならない事があるので注意が必要です。

また、シャンプーをする度に色が抜けていくので、次のカラーの邪魔になりにくい点も嬉しいポイントです。気分によって頻繁にカラーチェンジをしたい方におすすめです。

プレックスメント ティンクト

PLEXMENT パイモア

  • フォルムコントロールプレックス施術時専用アイテム
  • 色落ちした髪色に色味を補う役割
  • 酸熱トリートメントによる色抜けに悩んでいるサロンにおすすめ

パイモア「プレックスメント ティンクト」は、同シリーズの酸熱トリートメント施術時に、酸によって褪色してしまった色を補うための専用アイテムです。

色味は、ラベンダーアッシュ・マットグレージュ・アッシュグレー・カッパーブラウンの4色展開です。

また、カラー剤に混ぜて使う事も可能で、5〜10%混ぜ合わせると色味の濃度を足す事ができます。

まとめ

本記事では、カラークリームについて解説しました。ブリーチ後やベースをかなり明るく染めた後の髪を、鮮やかな髪色にしたい時に使えるので、1つお店に置いておくと便利です。