美容師の方の中でこのようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
LebeLは、タカラベルモントが展開する初のヘアケアブランドで、1997年に誕生しました。サロンの可能性を無限に広げるために、新たな美を生み出す商品開発に取り組んでいるブランドです。
本記事では、LebeLのカラー剤を厳選して現役美容師の筆者が徹底解説していきます。
この記事を読むことで、使ったことのないカラー剤に出会えることができ、カラーワークの幅が広がりますよ。新しいカラー剤を導入することで、提案のマンネリ化も防げます。
LebeLのカラー剤特集!
ここでは、LebeLが発売しているカラー剤を紹介していきます。
エドルn

- 赤みを消すことに特化したカラー剤
- 髪の芯から発色させて色持ち長く続く
- 透明感のある髪色を提案したいサロンにおすすめ
エドルは、シナジーオイル処方による”赤み漂白効果”で、赤みが強いフェオメラニンの分解効率をアップし、透明感ある髪色を表現できるカラー剤です。
従来のカラー剤だと、赤みと反対色の青を濃く配合し、打ち消して透明感を表現していましたが、エドルは赤みそのものを削るので褪色後も綺麗に色落ちしていきます。
また、”ブーストオイル処方”により、毛髪の深部まで染料を浸透させて、しっかりと定着させることで色持ち力が向上しました。
独自開発成分の毛髪保護成分”アクセスプレックス”は、ダメージ部分を自ら選択して接近する性質を持っているため、ダメージを多く受けている箇所を保護してくれます。
そうすることで、ダメージがあるところと、ないところで、仕上がりの色の出方のムラを軽減できるのです。カラーの仕上がりを均一化できる点も、エドルの最大の魅力です。
マテリア

- 充実のラインナップで多彩な髪色が表現できる
- 髪の芯から発色してキレイな髪色を持続
- ブリーチオンカラーに使いやすい
マテリアは、毛髪内のCMCβ層まで染料が届く”WOWクリームベース処方”により、髪の芯から発色して透明感あるキレイな色味を持続させられるカラー剤です。
染料を内部のより深いところまで浸透させることで、色持ちが良くなり、褪色による明度変化も少ないので、染めたての髪色をより長く楽しめる特徴があります。
また、スキンケアに使われる美容成分で、髪にうるおいをたっぷり与えて、カラー後も手触りが良くしっとりとした髪に仕上がります。
クリアな発色で使いやすい、全92色+ライトナーのカラーラインナップです。ブリーチあり・なし、どちらのお客様にも使いやすいカラー剤です。
ルビオナ

- 頭皮と髪を労わりながらカラーができる
- ワンランク上のグレイカラー
- エイジング世代のお客様が多いサロンにおすすめ
ルビオナは、大人の髪と頭皮のために開発されたグレイカラー剤です。シア脂・マカダミアナッツ油・ローズマローエキスなどの、自然由来成分が94%配合されているので、頭皮や髪を優しくいたわりながらヘアカラーができます。
また、アミノ酸のグリシンの効果に着目した独自処方で、髪と頭皮へのダメージを考慮し、低アルカリでも白髪をしっかりカバーします。
ヘアカラーによる頭皮や髪へのダメージ負担や、年齢による頭皮トラブルやハリコシ減少などの、エイジング毛対策を意識されているお客様が多いサロンにおすすめです。
同シリーズのスキャルプモイスチャーで、頭皮に美容液を浸透させてからカラーを行う、月に1度の頭皮と髪のメンテナンスメニューとして提案することが可能です。
ルキアス

- 髪にやさしい酸性カラー
- 多彩な色味が楽しめる豊富なカラーバリエーション
- クリームベースで高い浸透力
ルキアスは、しっかりした染着力と高い浸透力、ケア力などをバランス良く備わっている、髪に優しい酸性カラー剤です。
規則的な粒子配列構造を持つMSクリームベースを採用しており、ケア成分や色素、褪色抑制成分が効率的に毛髪内部へ浸透します。
また、ヒートプロテインSが髪の表面・内部をシールドし、色持ちを向上させます。オレンジ系色素を抑えたブラウンベースの色設計により、褪色後も綺麗な髪色が続きます。
色調は、アルカリカラーのマテリアシリーズに合わせて設定されており、ミックス使いも可能です。
LebeLのカラー剤を使ったレシピ



まとめ
本記事では、LebeLのカラー剤について解説しました。
各メーカーごとにカラー剤の特徴が異なるので、それぞれの特徴をよく理解して、お客様のニーズに寄り添ったヘアカラーの提案を行いましょう。