- エドルカラーの特徴は?
- 使いやすいカラーは?
美容師の中でこのようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。エドルカラーは、赤みを抑えた透明感のある仕上がりになるため、トレンドカラーを作る際に使いやすく、美容師の間で人気がありますよね。
そこで今回は、エドルカラーの特徴や成分を現役美容師の筆者が解説していきます。サロンでなんとなく使っている方や、特徴や成分を改めて知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
エドルカラーの特徴とは?

ルベルが開発したエドルカラーは、『遊ぶ・彩る・透き通る』をコンセプトとしており、日本人特有の髪の赤みを抑えて、透き通るような髪色を表現できるカラー剤です。
エドルカラーは、以下の4つのラインナップで構成されています。

- ファッションカラー『エドル』
- グレイカラー『エドルクオン』
- 塩基性カラー『エドルヨヨ』
- サロントリートメント『エドルラスター』
ここでは、ファッションカラー『エドル』の特徴や成分について解説していきます。
赤みを抑える
従来のカラー剤は、髪の赤みを打ち消す色素を多く配合することで、一時的に赤みを抑えて透明感を表現しています。
一方のエドルカラーは、日本人の髪に多く含まれる赤みの強いメラニン(フェオメラニン)を、シナジーオイルが強力漂白することで、毛髪内部の赤みそのものを効率的に分解してくれるため、髪の芯から透明感がでるのです。
よって、高いアルカリでメラニンを脱色する必要がなく、通常のアルカリ量で赤みを取り除けるので低ダメージで透明感ある髪色を表現できます。
また、髪に残るアルカリ量が少なく、残留アルカリが少ないことで、ヘアカラー後のダメージの進行を最小限に抑えられるので髪への負担を減らせます。
ダメージ部分への発色をサポート
本来であれば、ダメージが大きい部分はオキシで調整したり、クリアを混ぜて塗り分けを行ったりして全体的に色が均一になるように対策が必要です。
独自成分の毛髪保護成分(アクセスプレックス)は、ダメージ箇所を自ら選択してアクセス(接近)する性質を持っています。
そのため、ダメージ部分に色が入りすぎないように保護し、ダメージが少ない根元は浸透率を高めてよく染まるようにサポートしてくれます。
カラーの仕上がりを全体的に統一化することで、根元と毛先の色の繋がりや、エドルの最大の強みでもある透明感を表現できます。
また、新しく開発された”アクセスプレックス”により、コンディションの維持をサポートし、手触りも改善。なめらかな手触りに仕上がります。
髪の芯まで染まり色持ちアップ
毛髪内のコルテックスは油性成分で構成されており、新油性の”シナジープレックスオイル”がβ層とδ層の境界に整列し、染料の定着領域を補強するとともに髪に油分を補給します。
よって、髪の芯まで染料を届け、しっかりと浸透・発色するので色落ちがしにくく、綺麗な状態をより長く楽しめます。
どんな人におすすめなのか?
- 寒色系カラーが入りづらい方
- 髪を柔らかく見せたい方
- 髪に透明感がほしい方
- いつもすぐに色落ちしてしまう方
- ブリーチはしたくない方
- 髪質が硬い方
- 髪の赤みやオレンジみが強い方
どんなサロンにおすすめなのか?
- 透明感カラーを強化したい
- 赤みが強いお客様に対応できるカラー剤を探している
- デザインカラーやブリーチワークが多い
- 赤みを消すことに特化したカラー剤を探している
- ブリーチなしで透明感カラーを提案したい
- ファッションカラーとグレイカラーを同シリーズであわせたい
- 寒色系と暖色系の豊富なカラーラインナップを求めている
【人気色】おすすめのカラーは?
カラーのラインナップは、全81色+ライトナー、クリア、アイボリー。
- ベースカラー/30色
- シェードカラー/40色
- プライマリーカラー/7色
- ディープクリアカラー/4色
4つのラインの組み合わせで、自由自在に色味を表現可能。補色を含まない色設計が、濁りのない透明感を叶えます。
ここでは、美容師に人気のあるおすすめカラーを紹介していきます。
モノトーン
無彩色のグレーをベースに、グリーンとブルーで構成されています。単色使いでも活用しやすく、他の色と組み合わせることで、色相はぶらさずに彩度を調整することが可能。
アッシュ
寒色系カラーをつくる時に使いやすい王道アッシュ。濁りのない深みがかったアッシュで、アンダーのオレンジみをしっかり打ち消して、軽やかで透明感ある髪色を表現できます。
マット
やや青みのあるマット。赤みの強い髪も、深みのある緑で赤みを抑えて、ブリーチしなくても透明感溢れる髪色に仕上がります。
エドルカラーを使ったレシピ



まとめ
本記事では、エドルカラーの特徴や成分を解説しました。
エドルカラーは、赤みを削ることに特化したカラー剤なので、赤みに縛られない色表現をお客様に提供することが可能です。
サロンに導入することで、濁りのないクリアな透明感カラーを希望するお客様のニーズに応えられるはずです。
LebeL(ルベル)メーカーページ
edol(エドル)ブランドページ