- くせ毛でパサつきや広がりが気になる
- どのヘアケアアイテムを使えば良いのか分からない
くせ毛の方の中で、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、くせ毛に効果的なヘアミルクについて現役美容師が解説します。自分に合ったアイテムを使うことで、くせを抑えて扱いやすい髪へ導くことができますよ。
ヘアオイルとヘアミルクの違い

洗い流さないトリートメントには、ヘアオイルとヘアミルクがあります。両者は主成分や役割が異なるため、髪質や悩みに合わせて選ぶことが大切です。
- 髪表面をコーティングし、紫外線や熱などの外的刺激から保護する
- 水分の蒸発を防ぎ、乾燥を抑える
- 適量なら髪の広がりを抑え、ツヤのある仕上がりに
- 多く付けすぎると、ベタつきやボリュームダウンの原因に
- 髪内部に水分や補修成分を浸透させ、内側からケアする
- 主成分が水分のため、保湿力が高い
- くせ毛の広がりを抑えて、まとまりやすい質感へ導く
- 軽やかでベタつきにくく、自然な仕上がりに
くせ毛にはヘアミルクがおすすめ!
くせ毛は大きく 先天性 と 後天性 に分けられます。それぞれに共通して、保湿力の高いヘアミルクは効果的です。
- 遺伝による毛根のゆがみやタンパク質の偏りが原因
- 髪内部の水分量が少なく、湿気を吸収して広がりやすい
ヘアミルクで内部にうるおいを補給し、湿気が入り込む隙間を減らすことが大切です。
- ホルモンバランスの乱れ、ストレス、加齢、ダメージによる構造変化が原因
- カラーやパーマで水分・栄養が不足し、スカスカの状態になりやすい
ヘアミルクの補修・保湿成分で栄養を補給し、内部から髪を強く整えることが改善のポイントです。
おすすめのヘアミルク3選

髪質対応力の高いオールラウンダーヘアミルク。広がりやすい毛先もまとまり、軽やかで柔らかい質感に仕上がります。毛髪を構成するケラチンタンパク質を分子量ごとに配合しており、ダメージレベルに合わせた最適なケアが可能。熱ダメージから髪を守る成分も含まれているため、ドライヤー前の使用がおすすめです。
香りはウッディフローラルと柑橘系をミックスしたリフレッシュ系。
使い方
- タオルドライ後、適量を手に取る
- 毛先を中心に全体へなじませる
- ドライヤーで乾かして仕上げる

累計1,300万本以上の販売実績を持つ人気商品のプロ仕様版。スキンケアメーカーと美容師が共同開発したアイテムで、敏感肌の方でも安心して使える無香料・無着色・アルコールフリー処方です。毛髪補修成分「リペアセラミド」「リペアコラーゲン」が内部まで浸透し、ダメージを補修します。
べたつかず軽やかなテクスチャーで、濡れた髪にも乾いた髪にも使用可能。朝のスタイリングにも活躍します。
使い方
- タオルドライ後、毛先を中心に適量をなじませる
- 乾いた髪のスタイリングにも使用可能

さらっと軽いのに、髪の広がりを抑えてまとまりやすくする夜用ヘアミルク。成分「アルファヒドロキシ酸」が毛髪深部に浸透し、内部から強化。「OMEGA-9」がキューティクルを保護し、寝具との摩擦によるダメージや寝ぐせを防ぎます。
同シリーズのミストと併用すると、より効果的にパサつきや広がりを抑えられます。
使い方
- 夜のタオルドライ後に適量を取る
- 毛先を中心に全体に塗布
- ドライヤーで乾かしてから就寝
ヘアミルクの効果的な使い方

- 使用タイミング
タオルドライ後の濡れた髪に使うと浸透しやすい - 付け方
中間〜毛先を中心に、適量を手のひら全体で広げてなじませる - 注意点
塗りすぎると乾きにくくなるので適量を守る - 仕上げケア
ドライ後も広がりが気になる場合は、毛先に少量を追加
まとめ
本記事では、くせ毛におすすめのヘアミルクについて解説しました。
くせ毛の原因を理解し、保湿力の高いヘアミルクを取り入れることで、朝のまとまりがグッと変わります。毎日のケアでうるおいを与え、しっとりとした理想の髪を手に入れましょう。