【メンズ必見】脂性肌向けのシャンプー5選!現役美容師が徹底解説

この記事はこんな人におすすめ!
  • 頭皮のベタつきやニオイが気になる
  • シャンプーをしても翌朝には臭う

そんな悩みを抱えている脂性肌の男性は意外と多いものです。実は、脂性肌に合ったシャンプーを選ばないと、逆にベタつきやすくなってしまうこともあります。

この記事では、現役美容師の筆者が、脂性肌の原因から正しいシャンプー選び・洗い方・おすすめアイテムまでを徹底解説していきます。

なぜ男性は脂性肌になりやすいのか?

ホルモンバランスの影響

男性ホルモン(テストステロン)は皮脂の分泌を促進する作用があり、女性に比べて頭皮がベタつきやすく毛穴が詰まりやすいのが特徴です。思春期をピークに分泌量が増えるため、10代から皮脂トラブルを感じる方も少なくありません。

過剰な皮脂分泌を防ぐには、ストレスを溜めない・睡眠の質を上げる・日光にあたる・適度に運動するなどの生活習慣が重要です。

遺伝的要因

肌質や髪質は遺伝の影響も受けやすく、両親のどちらかが脂性肌の場合、その体質を引き継ぐ可能性もあります。

ただし、正しいケアやシャンプー選びで改善は可能なので、諦めずに自分に合った対策を取りましょう。

食生活や生活習慣

脂っぽい食事・栄養バランスの乱れ・不規則な生活は、ホルモンバランスを崩し、皮脂の過剰分泌につながる原因になります。

ビタミンB2・B6を含む食品(レバー、納豆、バナナなど)を積極的に摂取し、規則正しい食事と睡眠を心がけましょう

脂性肌向けシャンプーの選び方

洗浄力の強い成分が入っているか

皮脂が多い脂性肌タイプには、洗浄力がしっかりあるシャンプーが適しています。以下のような界面活性剤が使われているかを、パッケージ裏の成分表示で確認しましょう。


高級アルコール系|洗浄力強・泡立ち◎

  • ラウリル硫酸Na
  • ラウリル硫酸アンモニウム
  • ラウレス硫酸Na

刺激が強めのため、洗った後は頭皮用のローションで保湿を。


石けん系|さっぱり洗えて天然由来

  • ココイルメチルタウリンNa
  • オレフィンスルホン酸Na

きしみや乾燥が気になる場合は毛先用のトリートメント併用がおすすめです。

頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーか

肌にやさしい低刺激タイプのアミノ酸系シャンプーも脂性肌におすすめ。汚れをきちんと落としつつ、頭皮のうるおいを守れるのが特徴です。

代表的なアミノ酸系成分:

  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルアラニンTEA
  • ラウロイルメチルアラニンNa
  • ココイルグリシン

脂性肌向けおすすめシャンプー5選

アリミノ『アリミノ メン スカルプケアシャンプー』

皮脂やスタイリング剤を1回のシャンプーでしっかり洗浄できるメンズ向けスカルプシャンプー。
オリーヴ由来の活性剤によるモチモチ泡で指通りなめらかに。ベタつきやすい髪・頭皮におすすめ。

資生堂プロフェッショナル『サブリミック フェンテフォルテ』

スカルプケアに特化したサロン専売シリーズ。
余分な皮脂やニオイを除去し、清涼感ある洗い上がりでさっぱり快適。
ミュゲやイランイランなどのアロマ系の香りで、バスタイムもリラックスできます。

タカラベルモント『イオ クレンジング リラックスメント』

植物由来100%の優しい洗浄成分。地肌はスッキリ、毛先はしっとり
脂性だけど乾燥も気になる方にぴったりのバランス型クレンジングシャンプー
ローズ調のフローラルな香りも魅力。

ミルボン『グローバルミルボン ピュリファイング ジェルシャンプー』

脂性トラブルの原因となる脂肪酸を除去し、頭皮環境を根本から整えるケアが可能。
ベタつき・かゆみ・ニオイ・乾燥など、複数の悩みを抱える方に最適です。

ミルボン『オージュア エイジングスパ リフティングローション』

スカルプシャンプーと併用する頭皮用保湿ローション
カキタンニンによるニオイケア&リフトアップマッサージも可能。お風呂上がりの新習慣として取り入れたい1本。

シャンプーの洗い方ポイント|脂性肌向け

  • シャンプー前に1分半以上の予洗いを行い、皮脂や汗を浮かせておく
  • スタイリング剤がある日は2度洗いが基本
  • 1回目:軽く全体を洗う
  • 2回目:指の腹で頭皮をしっかり揉み洗い
  • 汗が溜まりやすい襟足・頭頂部は特に念入りに

まとめ

脂性肌の方は、シャンプー選びと洗い方で大きく頭皮環境が変わることを意識しましょう。

今回紹介したようなスカルプケア系のシャンプーを取り入れることで、頭皮のベタつきやニオイを抑え、健やかな髪と地肌をキープできます。

無理なく続けられるケア習慣で、清潔感のあるヘアスタイルを手に入れてみてください。