ボブやショート、ミディアムからロングまで、どのレングスでも取り入れやすい「インナーカラー」は、さりげなく個性を演出できるのが魅力。髪の内側に隠されたカラーが、動くたびにちらりと見え隠れし、シンプルなスタイルにもおしゃれなアクセントを加えてくれます。
今回は、そんなインナーカラーの人気スタイルをレングス別、カラー別に分けてご紹介。ぜひオーダーの参考に役立ててみてくださいね。
インナーカラーの魅力とは?
インナーカラーは、髪の内側にカラーを施すことで、控えめながらも個性をしっかりと主張できるスタイルとして人気のカラーデザインです。
1. 髪の動きや立体感を強調できる
インナーカラーの最大の魅力は、髪の動きに合わせてカラーが見え隠れすること。髪を動かすたびにチラリと覗く色味が、シンプルなヘアスタイルに奥行きと深みをプラスしてくれるのはもちろん、髪色に立体感を与えてくれます。
特に、動きや束感が出やすいレイヤーカットやパーマスタイルとの相性が抜群で、一緒に取り入れることでインナーカラーが際立ち、洗練された印象を作れます。
2. 控えめながらもおしゃれを楽しめる
インナーカラーは髪全体を染めることなく部分的にカラーを入れるスタイルなので、控えめながらもおしゃれなアクセントを加えることができます。髪を下ろしているときはさりげなく、髪を結んだり耳にかけたりするとカラーが際立ち、ヘアスタイルにメリハリが生まれますよ。
職場や学校で髪色に制限がある場合でも、インナーカラーなら自由におしゃれを楽しむことができるのも、大きな魅力のひとつなんです。
3. 髪が伸びても目立ちにくく、ケアがしやすい
インナーカラーは髪の内側に施すため、根元が伸びてきても色落ちや髪の成長が目立ちにくく、メンテナンスが比較的簡単です。髪全体を染めるのに比べて、ダメージも少なく済むため、髪の健康を保ちながらおしゃれを楽しむことができます。
さらに色が褪せてきた場合でもリタッチがしやすいため、長期間にわたってカラーを簡単にキープすることができますよ。
レングス別インナーカラースタイル集
ラベンダーのインナーカラーを取り入れたボブスタイルは、柔らかな色味がアンニュイな雰囲気を演出してくれます。特に黒髪やダークトーンのボブにラベンダーを入れることで、髪の動きに合わせてカラーがさりげなく見え隠れし、ミステリアスで洗練された印象に。
ボブの毛先にかけてグラデーションのようにラベンダーが広がると、全体的に軽やかで優しげなイメージが引き立ちます。落ち着いた色味でありながらも、おしゃれ度がぐっとアップするスタイルです。
明るいイエローのインナーカラーを取り入れたショートヘアやボブスタイルは、元気でポップな印象を与えつつも洗練された雰囲気も表現できます。鮮やかなイエローカラーは黒髪や暗めの髪色との絶妙なコントラストを生み出すので、カラー部分が際立つのが魅力。
特に、耳にかけた時や風になびいた時にちらっと見えるイエローは、さりげなくも大胆なアクセントとしておしゃれ感抜群。カジュアルなファッションにもよく似合うため、個性的で明るい雰囲気を楽しみたい方におすすめです。
ベースの髪色がハイトーン寄りのショートやボブスタイルは、あえて暗めのインナーカラーを取り入れるのも一つの手。ブラックやダークベージュ、ディープパープルなど、深みのあるカラーをインナーに施すことで、髪全体に奥行きと重厚感が加わり、シンプルなヘアスタイルが一気に大人っぽい印象に変わります。
暗めカラーのインナーを入れることでハイトーンにも落ち着きが出るため、デザインとしてはもちろん、色味の調整として活用するのも◎
黒髪ベースにラベンダーのインナーカラーを取り入れたミディアムスタイルは、コントラストが美しい洗練された印象に。ラベンダーの淡い色味は黒髪と絶妙に調和してくれるため、髪に動きが加わるたびにカラーが浮かび上がるように見えます。
顔周りや毛先にかけてラベンダーを施すことで、肌トーンが自然と明るく見えるのも嬉しいポイント。
コントラストのある組み合わせは、シックかつ大人っぽいスタイルを目指す方にもぴったりのインナーカラーデザインです。
細かなパーマをかけたミディアムヘアに、イエローのインナーカラーをワンポイントで取り入れることで、アクセサリーのような感覚でカラーを楽しめるのが魅力。パーマのカールが軽やかに揺れるたびに、鮮やかなイエローがちらりと見え、ヘアスタイルに遊び心と個性が光ります。
イエローの明るさは暗めトーンの髪全体を軽やかに見せてくれるのはもちろん、髪のボリューム感や立体感を引き立てる効果も。
カジュアルなスタイルだけでなく、シックなモノトーンファッションにもぴったりのお洒落なデザインです。
毛先にかけてグラデーションになるブルーインナーカラーを取り入れることで、個性が光るミディアムスタイルに。根元から毛先にかけてブルーが徐々に深まるグラデーション効果により、ヘアスタイルに動きと奥行きを加わり、クールで洗練された印象に仕上がります。
ブルーの鮮やかな色味は髪全体に爽やかさをプラスしてくれるのはもちろん、特に黒髪やダークトーンとも相性が抜群。
大胆でありながらもスタイリッシュな印象を持たせたい方にぴったりのインナーカラースタイルです。
ロングヘアにレイヤーを入れて動きを持たせ、インナーカラーをプラスすることで、髪全体が軽やかで華やかな印象に仕上がります。レイヤーで髪に立体感を与えながら動くたびにインナーカラーがちらりと見えることで、シンプルなロングスタイルにもおしゃれなアクセントをプラスできるんです。
特に暗めのベースカラーに明るめのインナーカラーを組み合わせると、髪に深みと奥行きが生まれ、スタイル全体が引き締まります。
エレガントさと軽やかさを両立できる、おすすめの人気デザインです◎
柔らかなウェーブで髪全体にふわっとした動きを与えながらピンクのインナーでフェミニンな印象をプラスすることで、こなれ感たっぷりな大人かわいいスタイルの完成。
ピンクの明るい色味には、髪に華やかさを加えるだけでなく、顔周りを明るく見せる効果も期待できるのが嬉しいポイント。
さらにロングヘアにウェーブをかけることで、ピンクのインナーカラーがより自然に溶け込むため、ナチュラルな仕上がりに。自然に女性らしさを引き立ててくれる、さりげない垢抜けスタイルです。
レイヤーウェーブのロングヘアにハイトーンのインナーカラーを加えると、パッと目を引く印象的なスタイルに。ウェーブがかかった髪が動くたびにハイトーンのインナーが際立ち、髪全体に軽やかさとリッチな質感を与えてくれます。
ブロンドやシルバーといった明るめのカラーを選ぶことで、スタイルにモード感をプラスでき、よりスタイリッシュで洗練された印象を作れますよ。
大胆でエッジの効いたスタイルを楽しみたい方にぴったりのインナーカラーデザインです。
インナーカラーを最大限楽しめる人気アレンジ
インナーカラーにハイライトを加えることで、髪全体に奥行きと束感が生まれ、立体的で動きのあるヘアスタイルを作れます。
特に、細めのシークレットハイライトをたっぷりと入れることで髪に軽やかさが加わり、インナーカラーがより一層際立ちますよ。
束感を意識してスタイリングすることで、インナーカラーとハイライトが絡み合い、洗練された印象に。ラフに仕上げることで自然な抜け感を演出でき、デイリースタイルにもぴったりの仕上がりが叶います。
ポニーテールは、インナーカラーをしっかりと見せることができるアレンジの一つです。髪をまとめた際に内側に隠れていたカラーが表に出るため、シンプルながらも華やかな印象を与えられます。高めに結んだポニーテールならより動きが強調され、カジュアルなスタイルにぴったり。
逆に、低めに結んでシックに仕上げれば、大人っぽい雰囲気を演出できます。
どちらのスタイルでもインナーカラーがアクセントとなり、さりげなくも個性を引き立てられますよ。
ウェットスタイルは、インナーカラーの艶感を最大限に引き出せるアレンジ方法です。髪全体に軽くスタイリング剤をなじませることで、インナーカラーがしっとりとした光沢を放ち、色味が一層鮮やかに映えます。
特に、ダークトーンのインナーカラーやビビッドなカラーは、ウェットスタイルでその魅力がグッと際立つんです。
シンプルながらもエレガントなアレンジを楽しみたい時は、ぜひバームやオイルでタイトなスタイリングを施してみてください。
いつものスタイルにインナーカラーをプラス
ボブやショート、ミディアム、ロングといったあらゆるレングスに対応できるインナーカラー。動きのあるスタイルや色味のコントラストを楽しむことで、自分らしいおしゃれを演出できます。
また、インナーカラーはメンテナンスがしやすく、長く楽しめるのも大きな魅力です。ぜひ本記事でご紹介したレングス別・カラー別のスタイルやアレンジを参考に、あなたにぴったりのインナーカラースタイルを見つけてみてくださいね!