ヘアオイルは?ミストは?ヘアケアの正しい順番をおさらいしよう【夜編】

夜のヘアケアは、翌朝のスタイリングのしやすさに大きな影響を与える要素のひとつ。

「しっかりケアしてるのに髪がまとまらない…」そんな方は、ヘアケアの順番に問題があるのかもしれません。

そこで今回は、入浴前〜入浴後のヘアケアの順番について詳しく解説していきます。オイルやミスト、それぞれのアイテムの使い方も一緒におさらいしていきましょう。

ヘアケアの正しい順番をおさらい

  1. ブラッシング
  2. シャンプー
  3. インバストリートメント
  4. コンディショナー
  5. タオルドライ
  6. アウトバストリートメント
  7. ドライヤー
  8. アウトバストリートメント

ヘアケアの正しい順番は上記の8STEPです。

特にトリートメントにはそれぞれに異なる大切な役割があるため、手順を間違えてしまうと効果が半減してしまうことも。
しっかりポイントを抑え、効果を最大限に引き出しましょう。

また、この順番に加え、ダメージヘア、くせ毛、硬毛、軟毛etc…自分の髪質を知った上で相性の良いアイテムを使うことも非常に大切です。

ヘアケアで抑えておきたいポイント

手順1|まずは入浴前にブラッシング

まずは丁寧にブラッシングをして髪の絡まりをほどいておくと、髪に負担をかけることなくその後の工程を進めることができます。
さらにブラッシングには汚れを落とす効果はもちろんのこと、頭皮の血行を促進する効果も期待できますよ。

手順2|入念な予洗い後にシャンプー

予洗いで毛髪の汚れを7割落とす

シャンプー前の予洗いで、なんと7割もの汚れを落とすことができるとされています。目安としては2〜3分ほど入念に予洗いをしておくと、毛髪と頭皮全体をカバーすることができ、シャンプーの泡立ちもよくなります。

シャンプーは頭皮を労るように優しく

予洗いの時点でだいたいの汚れは落ちているので、シャンプーはできるだけ優しく頭皮を労るように指を動かすのがポイント。根元に馴染ませながらたっぷりと泡立て、指の腹で頭皮をマッサージするように洗っていきます。
髪は、根元から毛先に手ぐしを通すようなイメージで洗っていきましょう。しっかり泡をすすいだら、次の工程に移ります。

手順3|インバストリートメントでダメージ補修

インバストリートメントを数分間放置

まずトリートメントとは、髪の手触り(外部)ではなく、髪内部からダメージ補修をするためのアイテムです。シャンプー後に髪の水気をきったら、毛先〜中心にかけてインバストリートメントを塗っていきます。3〜5分ほど放置して栄養成分を髪内部に浸透させたら洗い流してください。

ダメージヘアにはスペシャルケアアイテムも

かなりヘアダメージが進行している方は、このタイミングでヘアマスクやヘアパックなどのスペシャルケアアイテムを使うのもおすすめです。週に2〜3回インバストリートメントの代わりに使うことで、より高いダメージ補修効果を実感できますよ。

おすすめトリートメント

手順4|コンディショナーはサッと流す

コンディショナーは順番がカギ

トリートメントが毛髪の内部にアプローチするアイテムなのに対し、コンディショナーは髪の手触りや滑らかさ、つまり外側を改善するためのアイテムです。先に使用してしまうとトリートメントの栄養成分の浸透を妨げてしまう可能性があるため、必ず後に使用しましょう。

付け方に注意

特に軟毛さんや猫っ毛さんの場合、コンディショナーを頭皮につけるとトップがペタッとボリュームダウンしてしまう可能性があります。塗る際にはパサつきや広がりが気になる毛先を中心に馴染ませ、放置時間を設けずにサッと洗い流してくださいね。

手順5|タオルドライ後にアウトバストリートメント

お風呂上がり後すぐにタオルドライ

お風呂から上がったら、濡れた髪を優しくタオルドライします。毛髪の水分をしっかり吸い取ることで、このあと使用するアウトバストリートメントの浸透率が高まります。
この時に、髪同士をすり合わせたり頭皮をゴシゴシと擦るのは絶対にNGです。

ドライ前にアウトバストリートメントで髪を保護

ドライヤーの前にアウトバストリートメントを髪に塗布することで、熱ダメージから毛髪を保護することができます。髪馴染みがよくサラッとした質感が好みの方はヘアミルク、髪をコーティングして滑らかな手触りを叶えたい方にはヘアオイルがおすすめです。

また、基本的にヘアオイルとヘアミルクの併用は推奨されていません。そのため、お気に入りのアイテムを1本持っておけばOKです。

寝ぐせケアにはヘアミストが最適

均等に髪全体にスプレーできるヘアミストなら、翌朝の寝ぐせ改善にも効果的。粒子が細かく髪内部への浸透率も高いので、ドライ後にサラッと軽やかな手触りが叶うのも魅力です。
そのほか香りがフワッと広がるため、ヘアコロンのようなアイテムが欲しい方にも◎

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おすすめヘアミルク・ヘアミスト・ヘアオイル

手順6|ドライヤーを使って素早く乾かす

自然乾燥はNG

髪がいちばんダメージを受けやすいのは、ズバリ濡れている時。長時間髪を濡れたまま放置しておくと、雑菌が増えて頭皮環境が悪化し、ヘアダメージの原因になってしまいます。

髪を乾かす際はドライヤーを頭皮から20センチほど離し、左右に振るようにして前髪から乾かしていきます。毛量が少ない前髪→フェイスライン→全体の根元→毛先の順番で乾かしていきましょう。

全体の8割が乾いたら冷風で仕上げ

全体を乾かしすぎると毛先がパサつきやすくなってしまうので、8割ほど乾いたら冷風で仕上げます。冷風を当てることでキューティクルが引き締まるのはもちろん、頭皮蒸れによる痒みなどを防ぐことができて一石二鳥です。

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手順7|追加のアウトバストリートメントで仕上げ

ダメージが気になる方はオイルをプラス

ヘアダメージが気になる方は、仕上げにアウトバストリートメントを重ね付けしてケア完了です。コーティング能力が高いオイルタイプなら、髪を艶やかにまとめて滑らかな指通りを叶えてくれますよ。

マルチオイルなら全身のケアに◎

全身に使えるマルチオイルなら、ヘアケアと同時にボディケアも叶います。マッサージをしながら全身を保湿すれば、毎日のお風呂上がりが良いリラックスタイムになりそうですね。

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ヘアケアの順番を守ってサラツヤ髪をGET!

インバス、アウトバスに加え、オイル、ミスト、ミルクなどなど、とにかく種類が豊富なヘアケアアイテム。

しかしどれもしっかりと効果を引き出すためには、使用するタイミングを守ることが大切です。

ぜひ本記事を参考に、これからのヘアケア習慣をアップデートしてみてくださいね。