【WELLA】カラー剤特集!商品の特徴を現役美容師が徹底解説

美容師の方の中でこのようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。カラー剤だけでなく、さまざまな美容商材を取り扱うWELLAは、ドイツ発の歴史あるヘアケアブランドです。

本記事では、WELLAのカラー剤を現役美容師の筆者が徹底解説していきます。

カラー剤それぞれの特徴を理解する事で、お客様のオーダー色やお悩みに対して提案の幅が広がりますよ。

WELLAのカラー剤特集!

ここでは、WELLAが発売しているカラー剤の中から厳選して、人気のある商品を紹介していきます。

イルミナカラー

  • ブリーチ無しでも透明感を表現しやすい
  • 全16色展開で多彩な髪色を作れる
  • キューティクルダメージに考慮した低ダメージカラー剤

「イルミナカラー」は、外国人風カラーがトレンドになるきっかけでもあり、ブリーチをしなくても透明感を表現できるカラー剤として、美容師だけでなくお客様にも浸透しており認知度が高いです。

ブルーからバイオレットの染料をメインに配合しているので、日本人特有の赤みが強くて、硬く見える髪も柔らかく淡い髪色にすることが可能です。

ナイトスカイ・アンバー・アースなどをアレンジして、白髪を周りの毛と馴染ませて分かりにくくする“白髪ぼかしメニュー”として使えます。

現在、グレイカラーをしている方が白髪ぼかしに移行する時や、白髪率が少ない方におすすめです。

コレストン パーフェクト +

  • 根元から毛先まで均一で狙い通りの発色
  • キューティクルダメージを軽減できる
  • 全182色の豊富なカラーバリエーション

「コレストンパーフェクト+」は、ファッションカラーとグレイカラー、どちらのお客様にも対応できるボーダレスカラー剤です。

毛髪内部での正確な色素結合によって、根元から毛先まで均一な仕上がりを実現。美発色カラーが色持ち8週間続きます。

ピュアバランステクノロジーによって、化学反応により生み出されるフリーラジカルの発生を抑えて、キューティクルダメージを軽減。

繰り返すヘアカラーによって、髪が受けるダメージに配慮して、カラー後もつややかな髪に仕上がります。

コレストンパーフェクト+を導入することで、白髪がある大人世代の方にも、さまざまな髪色を楽しんでもらえるような提案ができます。

また、色彩豊かなバリエーション展開により、鮮やかでクリエイティブなカラーも可能で、ブリーチ後のオンカラーにも最適です。

ソフタッチ

  • 髪と頭皮に優しい低ダメージなカラー剤
  • アルカリ量を最小限に抑えている
  • 毛髪への浸透力と色の安定性に優れている

「ソフタッチ」は、低アルカリ処方で染料が薄いのが特徴で、トーンダウンや柔らかい色味を表現するのが得意なカラー剤です。

アルカリ量を最小限に抑えているので、髪を明るくするリフト力が弱く、トーンダウンや明るくなりやすい軟毛の方の施術におすすめです。

ブリーチ後のオンカラーで淡い色味を表現したい時に使いやすく、複雑な履歴がある髪の補正にも使えます。

また、内部まで均一に染毛するベストバランス処方により、浸透力がアップして色の安定性に優れています。ソフタッチは、1剤の総量に対して2剤を2倍溶きにするので、粘性の観点から操作性が良く扱いやすいです。

カラー剤と併用して使いたいケア剤!

ウエラが開発するプレックス剤を紹介していきます。ケア剤は、ダメージを受けやすいブリーチやハイトーンカラー施術の時に、髪を強くしなやかにしてくれます。

カラーに強くなりたい方は、プレックス剤の使いこなしもマスターしておきましょう。

ウエラプレックス

  • 強い髪の土台作りでダメージを恐れない髪へ
  • ヘアカラーとブリーチが最適に作用するph設計
  • 毛先のダメージが気になる方におすすめ

「ウエラプレックス」は、カラー剤やブリーチ剤と併用して使うことで、ダメージを最小限に抑えることができるプレックス剤です。

繰り返すヘアカラーによって髪のハリとコシが失われて、毛先のパサつきや広がりが気になる方に、ダメージに配慮したメニューとして提案できます。

他メーカーの処理剤は、phを酸性領域で設定されているものが多いですが、ウエラプレックスは9~10のアルカリ性に設定していることで、ヘアカラーやブリーチ剤の作用を減力させずに施術を行えます。

発色やリフト力を損なうことなく、髪のダメージ負担も軽減させられることが魅力です。


  • カラーのお流し後に水気を取り、N°1ボンドを水で希釈したものを髪全体に塗布し、5分間放置します。
  • N°2ボンドを重ねて塗布し、10分間放置してからよく流します。
  • その後、シャンプーを行いコンディショナーを塗布して流して終了です。

N°1ボンドに、ジカルボン酸の1種である「リンゴ酸」を配合しており、ボンドメイキングフォーミュラ採用で、ダメージを伴う施術に負けない強い髪へと導きます。

N°2ボンドでphを再調整して、弱酸性の領域に傾けてくれるので施術後の髪の状態も良好です。

自宅でホームケア用の「N°3ボンドスタビライザー」を使用して頂くことで、ウエラプレックスの効果をより長く持続できます。

WELLAのカラー剤を使ったレシピ

【イルミナカラー】global beige highlight

【コレストン パーフェクト +】ミルクティーベージュ

【ソフタッチ】ホワイトベージュカラー

まとめ

本記事では、WELLAのカラー剤について詳しく解説しました。

トレンドカラーに大きな影響を与えているWELLAのカラー剤、それぞれの特徴を抑えてお客様のニーズに合わせた、より良いヘアカラーを提供していきましょう。


WELLAメーカー情報