寒色系と暖色系の良いとこどりが叶うラベンダーピンク。程よく甘さを抑えたカラーのため、取り入れる人を選ばないとても優秀な髪色です。
今回は、そんなラベンダーピンクを特集。ブリーチによる色の違いをはじめ、パーソナルカラー別に似合う色味、ベージュやブラウンと組み合わせた人気色も集めました。
ラベンダーピンクは絶妙な甘さが魅力
ラベンダーピンクとは、その名の通りラベンダーとピンクを混ぜた髪色のこと。淡く繊細なラベンダーと可愛らしいピンクを合わせることで、唯一無二の絶妙な甘さを表現できるのが魅力です。
ただ、一口にラベンダーピンクといってもその種類はさまざま。
ラベンダーを濃いめに入れればパープル寄りのシックな印象、ピンクを濃いめに入れれば華やかで女性らしい印象に仕上がります。
ラベンダーピンクのギモンを解消!
Q.ラベンダーピンクは色落ちするとどうなる?
ブリーチありの明るめラベンダーピンクの場合、色落ち後はベージュに。一方、ブリーチなしの暗めラベンダーピンクの場合、色落ち後はブラウンに落ち着きます。いずれにせよラベンダーが配合されていることで、赤みの少ないきれいな色落ちが叶いますよ。
また、色落ちの過程で黄みや赤みが気になったら、紫シャンプーを使うのがオススメ。ピンクシャンプーに関しては、ピンクの色味をプラスしたい時に使ってみてください。
抜けたカラーはシャンプーでプラス!実力派カラーシャンプー3選|髪色別に解説Q.ラベンダーピンクの色持ちをよくするには?
ラベンダーピンクに関わらず、きれいな髪色をキープするには日頃のケアが重要です。特にドライヤー前や寝る前は、ヘアオイルやヘアミルクでのケアを習慣化しましょう。十分なケアが出来ていると、ブリーチをしていても2〜3週間以上はきれいな色味を楽しめます。
また、カラー後の髪は日焼けにも要注意。たっぷりと日差しが降り注ぐ日は、帽子をかぶったり髪を縛ったりしてダメージを防ぎましょう。
ラベンダーピンクをブリーチ別にチェック
ブリーチあり・明るめラベンダーピンク
ブリーチありの明るめラベンダーピンクは、透明感溢れる軽やかな質感に仕上がるのが特徴です。しっかりとピンクの存在感を楽しめるため、パッと目を惹く華やかさがあります。
1回のみのブリーチでも十分にピンクの可愛らしさを感じられますが、ラベンダーの淡さを強調したい場合は、2回以上のブリーチでハイトーン寄りに仕上げましょう。
ブリーチなし・暗めラベンダーピンク
ブリーチなしの暗めラベンダーピンクは、くすみピンクのような落ち着いた色味に仕上がります。トーンを抑えることで甘さも控えめになるため、派手な髪色が苦手な人はもちろん、さりげなく垢抜けたい人にもぴったりですよ。
また、ブリーチをしなくても、光のあたり具合によってはかなり透明感のある質感を楽しめます。暗めトーンでもしっかりと軽さが欲しい場合は、お好みでハイライトを入れるのもオススメです。
ラベンダーピンクをパーソナルカラー別にチェック
イエベさん向き:ピンクを濃いめに入れて華やかに
イエベさんには、ピンクを濃いめに入れたラベンダーピンクがよく似合います。イメージとしては、ピンクブラウンのような温かみのあるカラーがぴったり。主張のない甘さが加わることで、イエベさんの華やかな雰囲気が引き立ちます。
イエベ春さんは、少しだけ明るめのトーンで軽やかに。
イエベ秋さんは、こっくり深めのトーンを意識して色を調整すると、顔色がパッと明るく見えますよ。
ブルベさん向き:青みピンクでさわやかな甘さに
ブルベさんには、ラベンダーを濃いめに入れたラベンダーピンクがオススメ。イメージとしては、青みピンクのようなさわやかさを感じられるカラーがよく似合います。青みがかったカラーは、ブルベさん特有の透明感をグッと際立たせてくれますよ。
ブルベ夏さんには、軽やかな質感の明るめトーン。
ブルベ冬さんには、ツヤを感じられるような濃いめのカラーを合わせると、肌に馴染みやすいでしょう。
最新のオススメラベンダーピンク色見本帖
黒髪からラベンダーピンクに染める場合は、1回だけでもブリーチしておくのがオススメです。
ブリーチした髪ならきれいに色が入るだけでなく、暗めトーンだと分かりづらいラベンダーのニュアンスをしっかりと感じられます。
いつものブラウンにマンネリしてしまったら、ラベンダーピンクでさりげないアクセントを加えてみるのもひとつの手。
暗めトーンならこっくりとした暖色に仕上がるため、季節感を楽しみたい秋冬シーズンにもぴったりです。
程よい甘さのラベンダーピンクと柔らかなベージュが重なることで、女性らしい華やかな髪色に仕上がります。
ブリーチの有無に関わらずツヤ感も抜群なので、髪質がきれいに見えるのも嬉しいポイント。もっと深めの色が好みの方は、ぜひワインレッドカラーもチェックしてみてください。
アッシュ特有のくすみで、ラベンダーピンクのこなれ感がグッとUPします。
トレンドの顔まわりレイヤーと合わせれば今っぽさも抜群。ラベンダー系のアッシュカラーは、モードなスタイルにもよく似合うため、たっぷりとレイヤーを入れてウルフスタイルで楽しむのもオススメです。
圧倒的な透明感とツヤ感が魅力の青みがかったラベンダーピンク。
ラベンダーには顔色をきれいに見せてくれる効果も期待できるため、あえて顔まわりに毛束があるスタイルとあわせるのも良いでしょう。
自分に似合うラベンダーピンクを探してみよう
寒色系のラベンダーと暖色系のピンクを合わせることで、絶妙な甘さ・儚さを表現したラベンダーピンク。フェミニンなイメージを持たれやすいカラーですが、実際にはかなり幅広い色味があります。
「どんな色味が良いかな?」と迷ったら、美容師さんに相談してみるのはもちろん、パーソナルカラーを参考にしてみるのもオススメ。
ぜひ本記事を参考に、自分に似合うラベンダーピンクを探してみてくださいね!