和装にぴったりな【生花】ヘアアレンジ特集!簡単なお飾りの作り方も紹介

一生のうちに数回しかない着物や袴を着る機会。せっかくきれいな和装に身を包むなら、ヘアスタイルにもしっかりとこだわりたいですよね。

そこで今回は、ハレの日の装いによく似合う『生花』を使ったヘアアレンジをご紹介。

さらに「どうやってオーダーする?」「お花はどうやって手配する?」などの疑問を解説しつつ、基本の髪飾りの作り方もまとめていきます。ぜひ参考にしてみてください。

和装には『生花』を使ったアレンジが似合う!

@___ri.5___さんのInstagramより

みずみずしい美しさを感じられる『生花』は、ハレの日の和装にぴったりな髪飾りです。造花よりも生き生きとした印象を与えてくれるので、成人式や卒業式などの特別な日をしっかりと引き立ててくれますよ。

さらに生花の自然色は、振袖や袴のデザインとナチュラルに馴染んでくれるのも嬉しいポイント。繊細さを演出できるのはもちろん、サイズによっては大胆なアレンジも叶います♩

どうやってオーダーすればいい?

とはいえ生花を使ったアレンジは、普段とは少し違うヘアスタイルです。

サロンではどのようにオーダーし、お花はどこで手配すれば良いのでしょうか?

STEP1:まずは予約するサロンに相談

まずは、成人式のヘアセットを頼むサロンまたは美容師さんに「生花を使ったアレンジをしたい」と相談してみましょう。

すると持ち込みが必要かどうかなどを聞くことができます。中には提携のお花屋さんを紹介してくれるケースもあるそうです。

STEP2:お花を自分で注文・手配する

サロンとのやりとりの中でお花の持ち込みをお願いされたら、最低でも1週間前にはお花の手配をしておけると安心です。お花屋さんなどで「成人式や卒業式の髪飾り用のお花が欲しい」と伝えれば、ほとんどのお店が丁寧に対応してくれますよ。

STEP3:使う直前まで涼しい場所で保管する

生花は造花とは違い、時間とともにしおれていってしまいます。そのため、できれば使う当日か前日にお花屋さんに取りに行き、持ち帰った花は使う直前までしっかりと涼しい場所で保管しておきましょう。

サロンに持っていく時も、霧吹きをしてビニールで包んだり、湿らせたキッチンペーパーを敷いた箱に入れるなどの工夫が必要です。

生花の髪飾りを手作りする方は、当日か前日に素早く取り掛かりましょう。

案外簡単!生花髪飾りの作り方

生花で繊細なデザインを作りたいと考えている方は、あらかじめ髪飾りを作っていくのがおすすめです。

とても簡単にできるので、以下の手順を参考にぜひトライしてみましょう!

用意するもの
  • 使用する生花や葉
  • ワイヤー(1輪につき1〜2本)
  • ハサミ
  • フローラルテープ
  • キッチンペーパー

ワイヤーやフローラルテープは手芸店や花屋、100円ショップなどで購入可能です。
もちろんネットでも手軽に買えますよ。

生花や葉はカットして水につけておく

作業を始める前に、水を張ったボウルやタッパーにカットした花を準備しておきます。花の茎は2センチほど残して斜めにカットしましょう。
切り口を水にひたすようにしておくことで、花の持ちがとてもよくなります。水持ちがよくない花は特にこの工程が大切です。

茎にワイヤーを刺して固定する

花を裏返し、花びらの下あたりの茎にワイヤーを刺します。通したワイヤーは下方向に曲げ、互いを交差させながらねじねじとまとめておきましょう。
しっかりと固定したい場合はワイヤーを2本使ってもOKです。

ワイヤーにキッチンペーパーを巻く

適当な大きさにキッチンペーパーをちぎったら、水にひたして花の切り口とワイヤーに巻きつけていきます。
この時キッチンペーパーに吸わせる水はポタポタと垂れないよう少量で。

フローラルテープを巻く

キッチンペーパーの上から、フローラルテープをぐるぐると巻いていきます。テープを引っ張るようにして巻きつけるとしっかりと固定されてGOOD。

余分な部分をカットして完成

余分なワイヤーをカットして髪飾りの完成です。最後にワイヤーが隠れるようにフローラルテープを巻きつけておくと、安全に扱えるのはもちろん見た目もきれいになります。
ネットでは作り方の動画がたくさん上がっているので、気になる方はそちらを参考にしてみても良いかもしれません◎

レングス別|お手本にしたい生花ヘアアレンジ

では最後に、お手本にしたいおすすめの生花ヘアアレンジをご紹介していきます。
お気に入りのデザインを見つけて、仕上がりイメージを想像してみましょう!

ミディアム|金箔とドライフラワーで統一感UP

@aoi_ofhairさんのInstagramより

大きな花びらが魅力のシンビジウムと繊細な千日紅をメインに使った、ミディアムヘアのアレンジです。

さらに水引と金箔、ドライフラワーを重ねることで全体の統一感もUP。淡い色味を活かした生花アレンジは、とても自然に着物の色に寄り添ってくれるんです♩

セミロング|枝ものでアクセントをプラス

@miyuki_____________さんのInstagramより

「何か物足りないかも…?」と感じたら全体に枝ものや葉ものをプラスするのもひとつの手。生花の良さが引き立つのはもちろん、落ち着いたデザインやシックな雰囲気の良いアクセントになってくれますよ。

ロング|大きめの生花はローポニーと相性抜群

@___ri.5___さんのInstagramより

アヤメアンスリウムなどの大きめのお花には、シンプルなローポニーやシニヨンが相性抜群。

バックスタイルはもちろん正面からみてもインパクトがあるスタイルなので、パッと目を惹く大胆なアレンジに挑戦したい人にもおすすめです。

ロング|春らしいたっぷりのミモザが可愛い

@miyuki_____________さんのInstagramより

ミモザカスミソウなどの小さめサイズのお花は、たっぷりと使ってボリューミーに仕上げるのが可愛いですよ。

どこか繊細な雰囲気も演出できるので、リボンなどのフェミニンな素材とも好相性。お気に入りの花がある方は、ぜひそのお花を主役にしてみては?

生花で華やかな和装を楽しもう

和装の魅力を引き立ててくれる生花の美しさは、成人式や卒業式などの特別な日にそっと寄り添ってくれること間違いなし。

「どんなスタイルにしようかまだまだ迷ってる」なんて人は、お花屋さんで自分に似合いそうな花を探してみるのも楽しそうですね。

ぜひ本記事を参考に、和服を着る際は生花を使ったヘアアレンジを取り入れてみてください♩


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